GHOST PREQUELLE

GHOST(ゴースト)
PREQUELLE / 2018年 / 84点

スウェーデン出身のメロディックメタルバンド、4枚目のアルバムです。

古き良き伝統的なヘヴィメタルにオカルト的な要素を合体させたバンドです。現代的にアップデートされたBLACK SABBATHという感じかと個人的には思います。
ウィキペディアを見てみると日本語ページと英語ページで内容量に数倍近い差があり(英語ページの方が多い)、日本での知名度の低さに反比例して海外でいかに支持されているかが分かります。

さて、前作「MELIORA」が個人的にはあまりハマれなかったので、本作はどうなんだろうと不安があったんですが、ふむ……なかなか良いと思います。
というか、前作から‟兆し”はありましたが、本作ではそれが一気に進んだと思います。そう、「怪しさ」の減退です。ダークでオカルティックな雰囲気が薄れ、印象的なキーボードを使ったキャッチーなハードロックという感じになっているんです。

個人的にはダークなA・Bパートからキャッチーなサビに行く流れが好きだったんですが、最初から最後までキャッチーな本作も結構好きです。とりあえずどっちつかずだった前作よりかは遥かに良いです。
元々ボーカルは癖が無くて聞きやすかったし、キーボードも良いセンスしてるなとは思っていたので、それらを全面押し出したこの方向性を、私は歓迎します。

お気に入りは「Witch Image」。80年代の北欧のハードロックバンドがやりそうなメロディアスハードな1曲。この方向性で行くなら、私は応援します。

海外ではどうなのかは分かりませんが、日本だとコッチの路線の方が受けるんじゃないかと思います。次作がどうなるのか、気になります。