IRON SAVIOR KILL OR GET KILLED

IRON SAVIOR(アイアン セイヴィアー)
KILL OR GET KILLED / 2019年 / 75点

ドイツ出身のパワーメタルバンド、10枚目のアルバムです。

デビューから現在に至るまで、パワフルでキャッチーな非常に分かりやすいパワーメタルをやっているバンドです。初期はGAMMA RAYのカイ・ハンセンも参加していました。バンドリーダーはボーカル兼ギターのピート・シールク。日本では何故か「軍曹」とか言われてますね(もしかして俺だけ?)。
ちなみに私は「SAVIOR」を長年「セイバー」と読んでおり、「鋼鉄の刀剣」みたいな意味だと思っていたんですが、刀剣を意味する「セイバー」のスペルは「SABER」であり、「SAVIOR」は「セイヴィアー」と読み、意味は「救世主」、つまりバンド名は「鋼鉄の救世主」という意味だと最近知り、ちょっとビックリしています(汗)。

さて、既に書いたようにこのバンドはデビューから今日に至るまで、一度たりとも音楽性を変えずに、質実剛健なパワーメタル道をひたすらにひた走っています。なのでこのバンドのアルバムの評価は音楽性云々ではなく、「高揚感のあるメロディがあるかどうか」の一点でのみ決まると言っても過言ではありません。

結論から言うと、「悪くはないけど、メロディについては不足気味」と言った所です。基本的な音楽性が既に私の好みなので、極端に悪いとは思わないものの、私が最高傑作だと思っている4枚目「CONDITION RED」には遠く及ばないと感じました。とにかく歌メロがあと一歩なんですよね。「そこで半音上げてくれれば一気に良くなるのに~」ともどかしさを感じる曲がいくつもありました。頭5曲全部そんな感じですし。
こればっかりはアルバムを重ねれば良くなるとは言い切れないだけに、何とももどかしいですね。まあ、逆に次のアルバムが素晴らしい作品になる可能性もあるわけですが……。

お気に入りは「Heroes Ascending」。本作の中で一番哀愁を感じるメロディだった1曲。

次の作品では胸キュンメロディをお願いします!