ENSIFERUM TWO PATHS

ENSIFERUM(エンシフェルム)
TWO PATHS / 2017年 / 83点

フィンランド出身のフォークメタルバンド、7枚目のアルバムです。

「ヴァイキングメタル/フォークメタル」というモノがどういうモノなのかを、非常に分かりやすく表しているバンドの1つです。ちなみに私はずっと「ヴァイキングメタル」と言ってきましたが、ウィキペディア(日本語版・英語版どちらも)を始め、世間的には「フォークメタル」と言われているので、今回からフォークメタルと言います(汗)。まあ、両者の垣根なんてあって無いようなモノなんですけど。

さて、ここ最近、派手な作風と地味な作風を行ったり来たりしていますが、本作はその中間あたりの作風ですね。疾走曲もあるし、女性ボーカルが出てくるフォーキーな曲もある。オーケストラは使ってないけど、アコーディオンの出番が非常に多い為地味さは感じず、という良い感じに「真ん中」を行っています。

そして肝心のメロディですが、そこそこ頑張っていると思います。少なくとも前作ほど生殺しという感じはしませんでした。とは言え、まだまだ満足できる出来栄えとは言い難く、私が最高傑作だと思っている3枚目「VICTORY SONGS」には遠く及びません。もっとこう、ABメロは抑えて、サビはグワッと盛り上げてほしいんだよな……。
また、後半になればなるほどフォーキーな曲が増え、勇壮な曲が減っていくというのも個人的にはNG。「I Will Never Kneel」や「God Is Dead」なんて完全にKORPIKLAANIですからね。私は彼らに勇壮な曲を求めてるって言うのに……。

お気に入りは「King of Storms」。本作の中で最も早い曲。こういうメロディばっかりで良いんだけどな~。

悪くはない。悪くはないが、過去の名作には及んでいません。この評価を超えられる日は来るんでしょうか?