POWERWOLF THE SACRAMENT OF SIN

POWERWOLF(パワーウルフ)
THE SACRAMENT OF SIN / 2018年 / 88点

ドイツ出身のパワーメタルバンド、7枚目のアルバムです。

日本での知名度はイマイチながら、本国ドイツでは極めて高い人気を誇るパワーメタルバンドです。
私は5枚目までは「悪くはないけど、あと一歩」という評価でした。歌メロがどうも自分の嗜好と一致しなかったのです。しかし、6枚目「BLESSED & POSSESSED」でようやく胸のつかえが取れたような作品が生まれたと思えました。それぐらい、6枚目は快作でした。特に「Army of the Night」はキラーチューンだったと思います。
はてさて、そんな快作の次はいったいどんな作品になったのでしょうか?

うん、本作も良いですね! 路線はまったく変わっておらず、濃厚でキャッチーで、若干宗教臭いパワーメタルです。
前作に比べると若干スピード感は落ちていますが、メロディ作りは前作以上に冴え渡っており、ミドルナンバーでも最後まで飽きさせる事無く聴けます。また、本作には珍しく(というか初めて?)バラードが収録されていますが、これも壮大で良かったと思います。さすがに「Army of the Night」ほどのキラーチューンはありませんでしたが、曲全体のレベルが底上げされ、バラつきが少なく、どの曲も「かなり良い!」と評価できるレベルにまで達したと感じました。

お気に入りは「Incense & Iron」と「Nighttime Rebel」。どちらもミドルナンバーですが、重厚感のあるリズムとドラマ性たっぷりのメロディが非常に格好良い曲です。こりゃ、SABATONにも負けないレベルですね。

枚数を重ねる毎に良くなっている(自分好みになっている)気がします。これなら日本でも人気になっておかしくないと思うんですが、どうなんでしょ?