EVERLASTING FLAME

DREAMTALE(ドリームテイル)
EVERLASTING FLAME / 2022年 / 85点

フィンランド出身のパワーメタルバンド、8枚目のアルバムです。

一足先にデビューしたSONATA ARCTICAの後を追うように2002年にデビューし、似たような音楽性も相まってマニアから支持を受けたパワーメタルバンドです。その後は頻繁にメンバーチェンジを繰り返しながらも今に至るまでクサメロ主体のパワーメタルを続けています。
私は1st「BEYOND REALITY」を聴いてそのキャッチーなメロディの虜になり、今に至るまで追いかけています。ただ、ここ最近はイマイチな作品が多かった印象ですが、本作はどうでしょうか?

音楽性は大きくは変わらず、STRATOVARIUSの影響下にあるキーボードをたっぷりと使った典型的北欧パワーメタルです。アップテンポ~疾走曲がメインで、そして何より「クサい」と形容できるキャッチーなメロディがギュッと詰まっているのが素晴らしい。
また、いつの間にか男女の混合ボーカルになっており、特に女性の方(ニッテ・ヴァロ)がBATTLE BEASTのノーラ・ロウヒモみたいに上手で、レベルを一段階押し上げていると思います。

久しぶりに聴きましたが、良いですね~。SONATA ARCTICA、STRATOVARIUS、HEAVENLY、DRAGONFORCE、HELLOWEENなどを狂ったように聴き漁っていた2000年代始めの頃を思い出さずにはいられません。その後メロデスやブラックメタル、メタルコア、ゴシックメタルなど、色々なジャンルを聴きましたが、自分はやっぱりこういう典型的なパワーメタルが好きなんだな~と改めて思いました。

欠点としては似たスタイルの曲が多い事。既に書いた通り、アップテンポ~疾走曲が大半を占めており、曲調もかなり似ています(特に前半)。もう少し毛色の違う曲があった方が個々の楽曲が印象に残ったかなと思います。
でもまあ、違うスタイルがダメダメだったら評価下がりそうだから、やっぱりこのままでいいです(笑)。

お気に入りは「Blood of the Morning Star」。2曲目ながら非常に印象的な1曲です。

世間的にはダサいのかもしれませんが、私は好きです。これからも末永く頑張ってもらいたいです。