DARKNESS OF ETERNITY

AMBERIAN DAWN(アンベリアン ドーン)
DARKNESS OF ETERNITY / 2017年 / 81点

フィンランド出身のシンフォニックメタルバンド、8枚目のアルバムです。

2008年にデビューした女性ボーカルを擁するシンフォニックメタルバンドです。NIGHTWISHを目標としていると思いますが、VISIONS OF ATLANTISと同じくそこまで重厚感は無く、パワーメタル然とした聴き易さがあるのが特徴です。

本作もヘヴィメタルとしてのベースはシッカリあるものの、身構えるほど大仰ではなく、サクッと聴ける軽さがあります。特にピロピロとしたキーボードが耳を惹きます。
ボーカルのパイヴィ"カプリ"ヴィルックネンは、強烈な個性を持っているわけではないですが、透き通るようなソプラノボイスからポップな歌声まで、楽曲に合わせた歌い方ができる、とても器用なシンガーだと思います。

面白い点としては「Sky Is Falling」「Maybe」「Ghostwoman」のようなかなり「ポップ」に寄った曲がある事が挙げられます。好き嫌いは別にして、これらの曲が他のシンフォニックメタルバンドとは一味違うカラーを出していると感じました。

欠点としては、イマイチパンチに欠ける点かな……。どの曲も悪くは無いものの、キラーチューンレベルの曲が無く、やや地味な印象を受けました。もうちょっとキャッチーさが欲しかったです。

お気に入りは「Golden Coins」。本作の中でも最も攻撃的な1曲。ポップな曲も面白いですが、やっぱりこういう曲が好き(笑)。

久々に聴きましたが、良くも悪くも印象は変わらず。トップクラスの仲間入りは難しい気がしますが、シンフォニックな女性ボーカルバンドが好きな人は聴いて損はしないと思います。