BLOODY CUMSHOT2

BLOODY CUMSHOT(ブラッディ カムショット)
Deflorantism / 2023年 / 80点

日本出身のメロディックデスメタルバンド、2枚目のアルバムです。

哀愁メロデスバンドZEMETHのリーダーであるJUNYA氏による姉妹プロジェクトバンドです。
ZEMETHに比べてデスラッシュっぽい雰囲気があるのが特徴で、メロディを抑える場面は抑え、爆発させる所はドガンッ!と爆発させるという、緩急のある楽曲が並んでいます。

全ての曲に疾走する場面があり、↑に「抑える場面は抑え」と書いてはいるものの、メロウな場面は大変多く、ぶっちゃけZEMETHの中に混ざっていてもほとんど遜色は無いと思います(JUNYA氏自身はそうは思ってないと思いますが)。

最大のポイントである哀メロは本作でもこれでもかと炸裂しており、北欧のバンドとは違うカタルシスを味わう事ができます。本場の中華もいいけど、やっぱり日本人がアレンジした方が(日本人の自分にとっては)美味いみたいな感じです(笑)。JUNYA氏のメロディアイデアはまだまだ枯渇する気配は無いなと感じました。

ただ、これはZEMETHの時も思った事ですが、もう少しバラエティに富んでも良いのではないかと思います。ズッシリ聴かせるミドルナンバーやシットリ聴かせるバラード調の曲とかを入れた方が胃もたれしないというか、聴きやすいだろうと感じました。確信犯なんだとは思いますが、最初から最後まであまりに代わり映えしないですからね。

お気に入りは「Deflorantism」。表題曲であり、このバンドのコンセプトを最も表現していると思った曲です。

次はどんな作品を作ってくるのか、楽しみです。