
ZEMETH(ゼメス)
MIREN / 2024年 / 83点
日本出身のメロディックデスメタルバンド、4枚目のアルバムです。
ボーカル兼ギタリストであるJUNYA氏によるワンマンプロジェクトで、他の楽器も全て彼が担当しています。ただ、少なくともドラムに関してはパソコンツールか何かを使っていると思われます。
本作最大のポイントはボーカルです。全11曲中6曲が、デスボイスが一切無く、全編女性ノーマルボイスで歌われているのです。1曲目「MIREN」からしてそうで、「ナキガヲ」「HIBISKUS」「MORUS BELLUS」などが女性ボーカルによって歌われています。「LLOVIZNA DE TRISTEZA」に至ってはDARK MOORの元Voエリサ・C・マルティンがスペイン語で歌を歌っています。久しぶりに聞いたわ、エリサの声(笑)。
それ以外はいつものZEMETHらしい爆走+哀愁メロディのメロデスナンバーですし、ボーカルありの曲もZEMETHらしいやりすぎなまでの哀愁に満ちており、ボーカルが何であろうともJUNYA氏が作れば結局は変わらないな、とも感じましたが、ノーマルボイス曲がボトルネックである事は間違いなく、これらの曲を好きになれるかどうかで本作の評価はかなり変わると思います。
私は哀愁のメロディがあれば何でも楽しめちゃうので問題無かったですが、ボーカルの声質、デジタル色の強いバックサウンドのお陰もあり、「コミックマーケットで売ってそうな同人音楽」っぽさが極めて強く、「メロディックデスメタル」を求めている人からすれば「コレジャナイ感」はかなり強いんじゃないかと思います。
どう判断するかは皆さん、各々で決めてください(汗)。私は哀愁のメロディがあれば何でも楽しめちゃうので問題無かったですが、ボーカルの声質、デジタル色の強いバックサウンドのお陰もあり、「コミックマーケットで売ってそうな同人音楽」っぽさが極めて強く、「メロディックデスメタル」を求めている人からすれば「コレジャナイ感」はかなり強いんじゃないかと思います。
お気に入りは「VIERGE CENDRILLON」。爆走+デスボーカル+哀愁メロディ、といういつものZEMETHらしさ溢れるナンバー。やっぱりこういうのが好きだな。
4枚目にしてかなり大胆に変えてきたなと感じました。今後はノーマルボイスメインの作品になっていくんでしょうかね?

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