
GRIMNER(グリムネル)
BLODSHYMNER / 2014年 / 77点
スウェーデン出身のフォークメタルバンド、1枚目のアルバムです。
バンド名はスウェーデン語で神話に出てくる神オーディンの別名が由来との事。バンド名だけでなく、歌詞も歌唱も全てスウェーデン語です。まあ、私にとっては英語だろうとスウェーデン語だろうと「外国語」なので問題無いんですが(笑)。
剣を手にしたむさ苦しいおっさん達というビジュアルから想像できる通りの、笛などの民族楽器を使ったエピカルでフォーキーなデスメタルをやっています。サビではノーマルボイスも使われています。勇壮というよりかは楽しげな雰囲気が強く、「ヘヴィになったKORPIKLAANI」という感じかなと思います。
1枚目ながらサウンドは非常にシッカリしており、演奏技術も申し分ありません。特に笛が良い味を出しており、それが「本格的」という印象を強くさせていますが、ギターやベースなどの楽器がそれに埋もれる事無くシッカリと「メタル」してるのが良いですね。
フォークメタルが好きな人ならば誰もが気に入るんじゃないかと思います。
気になる点としては「メロディがあと一歩」と感じた事。全体的に悪くはないなんですが、サビでドガンと盛り上がらず、ちょっと締まりが悪いんですよね。所々「これは!」というメロディはあるんですが、それがサビじゃなかったりする事も多く、この辺りはもっと練った方が良いと思いました。
お気に入りは「Färd」。このバンドらしさが最も良く出ていると感じた1曲です。
メロディは要改善ですが、逆に言えばそれが出来れば凄い作品を作れるという事です。次作にも期待です。

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