
GHOST(ゴースト)
SKELETA / 2025年 / 78点
スウェーデン出身のハードロックバンド、6枚目のアルバムです。
2016年にグラミー賞(ベスト・メタル・パフォーマンス部門)を受賞した、人気ロックバンドです。決して「今風」とは言えないサウンドですが、それが逆に新鮮に聞こえるのかもしれません。
アルバムを重ねる毎にオカルトチックな雰囲気は減退し、AOR的なサウンドになっていますが、本作もその路線でドロドロした雰囲気はほとんど無し。晴れ切らないメロディのロックンロールをやっています。
ぶっちゃけて言えば前作と大きな違いは感じませんでした。とは言え、過去一ハードな「De Profundis Borealis」や、過去一ポップな「Cenotaph」など、これまでとはちょっと違う曲を作ろうという気概は感じました。それでも根幹は変わらない所が素敵です。
コピア枢機卿ことトビアス・フォージの癖の無い、爽やかさすら感じるボーカルも相変わらず良い感じです。楽器陣に特筆すべきポイントが無いので、もはや彼の声こそが「GHOSTらしさ」と言っても良いでしょう。
ただ、楽曲に関して言えば、ちょっとイマイチなのが多かったかな……。#1「Peacefield」#2「Lachryma」は良かったんですが、それ以降がどうもパッとしませんでした。もうちょっとガツンと来るサビメロが欲しかったです。
お気に入りは「Lachryma」。80年代のAOR系バンドみたいなサビメロが素敵です。
悪くはないんですが、ちょっとネタ切れ感が出てきたかな……。時間をかけても良いので、キャッチーなメロディを考えてもらいたいです。

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