
ドイツ出身のフォークメタルバンド、6年ぶり、7枚目のアルバムです。
壮大なフォーキーメロディと抜群の疾走感で人気のバンドでした。「でした」と過去形なのは、ここ最近はピコピコサウンドを取り入れたりして迷走中だからです(汗)。私も初期の4枚目くらいまでは大好きだったんですが、ここ最近の作品はほぼ聴いていません。
そんな事もあり、正直本作はどうなっているんだろうと期待と不安が半々という状態です。
結論から言いましょう。本作はとても良いです!
3分の長いイントロ「Earth Tongue」からして過去作とは違うと感じさせ、そして#2「Awakening」で炸裂するフォーキーなメロディとヘヴィなデスボーカルで「おおっ、これはいいじゃん!」とガッツポーズ、そして続く「Legends」で確信しました。過去の迷走から見事脱出し、戻ってきたと。
その後も「Bloodwood」「I'll Be Thunder」「Anderswelt」と、クサいメロディをまき散らしながら勇壮に爆走するナンバーが目白押し。デスボーカルが一切出てこず、女性ボーカルによる荘厳な「Borrowed Waters」と言った変わり種もありますが、哀愁のメロディはシッカリとあり、良いアクセントとして機能しています。
ちょっとデスボーカルがメタルコアっぽい、ドラムサウンドが作り物っぽいなど、気になる点もなくはないですが、根幹から間違っていた前作や前々作なんかに比べたら月とスッポンと言っても良いほど気に入りました。
お気に入りは「I'll Be Thunder」。1枚目を思い起こさせるクサメロディ炸裂のナンバー。こういうのを求めていたのですよ。
音楽だけで食べていける人気バンドなら「変化」さえも受け入れられたりしますが、彼らのような小規模バンドの場合、一度低迷するとそのまま解散してしまう事もままあります。が、彼らは見事に帰ってきました。これで再び人気になってくれれば嬉しいですね。

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